手がしびれる!そのしびれ、手根管症候群かも?
手根管症候群をご存知でしょうか?
手根管症候群になると、手の親指・人差し指から中指にかけての範囲で
手がしびれ、痛みを伴います。
明け方に痛むことが多く、起きてしばらくすると痛みが楽になります。
数年前に手根管症候群になりました。
最初はそれほど気にならない程度でしたが
だんだんとしびれや痛みが強くなり、朝だけだった痛みが一日中続くこともありました。
痛みがあるため、色々なシーンで不都合が出てきました。
そんなに重くない物でも、持っていることができませんでした。
茶碗が持てないとか、ふろおけが持てないとか
仕事で困ったのは、掃除の際にほうきが持てないとかでした。
痛みがあるので、当然気分も良くありません。
結局、整形外科で受診したことで、手根管症候群について知ることになりました。
原因は不明となっているらしく、はっきりとはしないのですが
・妊娠・出産期や更年期の女性に多い
・骨折などのケガ、仕事やスポーツでの手の使いすぎ、
・透析をしている人
などに多いようです。
腫瘍や腫瘤などの出来物でも手根管症候群になることがあります。
また、小指から薬指にかけてはなんともない、というのが特徴です。
僕の場合、仕事で手先を使うことが多く
その時は夏場だったため、汗を大量にかいていたことが影響したようです。
治療方法は、初期・軽度の場合は、消炎剤とビタミン剤
重度になってくると、手術の必要があります。
使いすぎの場合は、普段の生活を見直し
運動や仕事を控えるなどの対策をとります。
ただし、控えるだけで全く動かさないというのはあまり良くないみたいです。
サポーターで固定する、というのもありますが
その辺は医師と相談された方が良さそうです。
手根管症候群が重症化すると、親指の付け根付近の母指球がやせていき
OKサインを作れなくなったり、親指と人差し指で紙をはさめなくなってきます。
そうなってくると、手術になるのですが、局所麻酔で30分ほどで済むようです。
整形外科受診後、ビタミン剤をちゃんと飲むようにし
なるべく手首に負担のかからないように注意しました。
幸い、悪化することはありませんでしたが、完全に無くなったわけでもないです。
疲れてくると、しびれてきますし、明け方に症状がでることもあります。
ビタミン剤はB12などの入った疲労回復のものを。
また、水分も多めに摂った方が良さそうでした。
朝、他人のようになった腕の痛みで目覚めるというのは、思いのほかストレスになります。
ならないことが一番良いですが、なってしまった場合は
ガマンすることなく、整形外科に行き指示を仰げば
それほど重症化することも無いのかな、と思います。
無理することなく対処したいですね。